浄水器の活用でペットボトルごみを減らす方法

浄水器の活用でペットボトルごみを減らす方法ライフスタイル

ペットボトルって、ごみ出しする際にとてもかさばりますよね。
特に暑い夏などは冷たい飲料水の消費量も増え、家族の人数によってはペットボトルごみが多くなるのではないでしょうか。

今回、そのペットボトルごみを減らす方法の一つとして「浄水器」の活用について、自分の経験をもとにまとめてみました。

世界的にもペットボトル削減の流れがある

2021年の春頃に、無印良品が販売している商品の容器をペットボトルからアルミ缶に変更するという話題がありました。

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缶・瓶入りドリンクの通販なら無印良品 公式ネットストア。これからの社会を考えてドリンクのペットボトルをリサイクル率が高く、 循環型資源とされるアルミ缶に切り替えます。 持続可能な社会にむけて、できることから、少しずつ。

日本では2020年からレジ袋が有料化され、飲食店での紙ストロー使用も増え、また2022年4月からはコンビニのプラスチックスプーンなどの有料化や再利用などの対策を義務づける取り組みが計画されていたりして、近年は世界的にも海洋プラスチックごみ問題への取り組みが行われていますよね。

この海洋プラスチックごみ問題は、SDGs(「持続可能な開発目標」)の目標14「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」に基づく取り組みになります。

水を買いはじめてペットボトルが増えてしまった

ペットボトルのイメージ

私がペットボトルの水を買い始めたのは、一人暮らしを始めた時に水道をひねると蛇口から出てきた水が茶色だったことがきっかけでした。(その後すぐに透明になりましたが。)

住み始めた部屋は賃貸で、私が契約するまでしばらく空き部屋だったために水道水が茶色だったのかもしれません。

よろず
よろず

見た瞬間に「この水、飲むの無理!」って思ってしまいました。

かなり昔のことで、当時は水を買って飲むことはそんなにメジャーじゃなかった時代。
自宅(実家)では水道の水を普通に飲んでいたのですが、この蛇口から出てくる茶色い水を見て以来、飲用と料理用に2ℓのペットボトルの水を定期的に買い続ける日々が続きました。

ロク
ロク

買い物大変だったでしょ。

キャリーカートを購入して、近所のスーパーから2ℓ6本入りの箱をよく運びましたよ。。

そしてペットボトルごみは2ℓサイズということもあり、一人暮らしなのにかなりの量になっていました。

浄水器との出会い

キッチンにある浄水器のイメージ

そんな生活を始めて数年経った頃、職場の同僚との雑談の中で水を買ってくるのが大変だという話をしたら、「ペットボトル(のゴミが)いっぱい出るでしょ?浄水器にしたら?」と言われたんです。

その頃の私は浄水器というと機械のような大掛かりなイメージを持っていたのですが、「ポットみたいな浄水器があって、私も使ってるよ」と教えてくれたのが「ブリタ」というポット型浄水器でした。

この浄水器は、カートリッジをセットした専用のポットに水を入れると、カートリッジが水をろ過してくれるというもの。
ポット型になっているので、ろ過された水はそのままやかんや鍋などに注ぐことができ、電気もいらず、ろ過した水を使ったら、また水を入れるだけ。

水を使う分だけポットに入れるというシンプルな使い方やカートリッジを変えるのが簡単ということ、何よりズボラな私にはピッタリな感じがして、すぐに購入して使い始めました。
そうしてようやく、2ℓペットボトルを買い続ける日々は終わりを告げました。

この時以来、ポット型浄水器をずっと使っています。

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浄水器を使うことでペットボトルの削減につながる

砂浜に落ちているペットボトルのイメージ

ポット型浄水器もプラスチックごみが全く出ないというわけではなく、使い終わったカートリッジがごみになりますが、やはりペットボトルを買う量が減ったことでプラスチックごみの量が明らかに減りました。

浄水器を使い始めた頃はエコロジーの意識はほぼ無く、SDGsという言葉もなかった時代でしたが、知らないうちにペットボトルの消費を減らすことをしてたんだなあとあらためて思いました。

アドバイスしてくれた人に感謝だね。

その同僚は海外留学の経験のある人だったので、もしかしたら、当時すでに海外のエコロジー的な考え方を持っていたのかもしれません。こういうことに意識を向ける大切さを教えてもらったような気がします。

生活の中でバランスよく使う

並んでいるペットボトル

それでも、ペットボトルの水が必要なくなったわけではありません。
日本は災害大国といわれており、実際、地震や豪雨といった自然災害に毎年のように見舞われています。災害時には断水になることがありますが、断水すると水を手に入れることがとても困難になるため、飲んでも安心なペットボトルの水を普段から備えておくことは必要です。

私もペットボトルの水を全く買わなくなったわけではなく、災害時用の水を常時ストックしていて定期的に買い換えています(買い換えた時はもちろん飲用して使っています)。
災害時に安全な飲用水を確保できる新しい技術や物が普通に手に入るようになるまでは、ペットボトルのお世話になることは続きそうです。

浄水器で対応できる部分はそれを大いに活用してペットボトルの消費を減らしていくことが、SDGs(「持続可能な開発目標」)につながっていくのではないかなと思います。

無理せずにできるところから取り組むことが大切だね。

海のプラスチックごみが、いつか無くなってほしいね。

SDGsについて

SDGsのイメージ

最後に、外務省のSDGsサイトを紹介します。

JAPAN SDGs Action Platform

始めに触れた無印良品の例のように、国だけでなく企業での取り組みも盛んになってきており、SDGsについて知ることは今後の様々な場面で役に立つと思います。もしかしたら、全く関連がないんじゃないかと思えるようなことにつながることがあるかもしれません。

例えば、転職活動する際に受ける企業がそういった取り組みをしていれば、志望動機や面接の際のアピールにつながるかもしれませんし、就職してからその会社の一員としてSDGsに関する取り組みのプロジェクトを立ち上げて、会社のブランドイメージを高めることに貢献するなど、エコロジーというだけでなく自分の人生設計にも活かしていくことができるかもしれません。

この機会に、SDGsについていろいろと調べてみてはいかがでしょうか。

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