中途半端に増え始めた白髪をどうしたらいいのか、一つの選択肢として染めずに「グレイヘア」にする、という方法があります。
今回はその「グレイヘア」のメリットとデメリットについて考えてみます。
私自身、白髪がちらほら増えてきていて悩んでいるのですが、今回考えたことで方向性が見えてきました。
悩みが解決できるといいね。
「グレイヘア」とは?
ここ数年、ネットなどで目にするようになってきた「グレイヘア」。
「グレイヘア」とは『白髪を染めず、白髪交じりの髪色や髪質を活かしたヘアスタイル』とのこと。まさに今の私がそういう状態になりつつあるのですが、実際「グレイヘア」がどういうものなのか画像検索してみると・・・
芸能人をはじめ、様々な人のグレイヘアスタイルがあって、とても参考になりますね。
また、今回調べていてよく見かけたのが、コロナウイルス感染症の影響で美容院に行けなくなったり、在宅勤務でほぼ自宅で過ごすようになって白髪を染めなく(染められなく)なったことで、グレイヘアへの関心を持つ人が増えている、ということでした。
コロナウイルスは、私たちの働き方や経済、医療といった、生活のありとあらゆるところに影響を与えていますね。
早く終息してほしい!
グレイヘアのメリット・デメリット
白髪を染めずにいることでのデメリットはいくつでも挙げられそうなのですが、メリットは果たしてあるのでしょうか。
まず、デメリットについて。
- 老けて見える
- ルーズに見えるかも?
- 合う髪型がわからない
そしてメリットは?
- 髪や頭皮にダメージを与えない
- 費用を抑えられる(美容院や染料代)
- 染め残しやプリン状態を気にしなくていい
メリットとデメリットを並べてみてみると、メリットは身体やお財布に優しい、自分が楽であるというような内容になっていて、デメリットは主に「外見」に関することになっていることがわかります。
ということは、この「外見」の問題を解決すれば「グレイヘア」とうまくつきあっていけそうな気がしますね。
グレイヘアのデメリットを解決する方法
どうすれば「グレイヘア」の外見に関するデメリットを解決して、ヘアスタイルを楽しむことができるのでしょうか。考えた対策は3つ。
老けて見える対策:肌のお手入れときれいな姿勢を心がける
白髪が混じっていると頭がまだらに見えるので、どうしても見た目のまとまり感のようなものが失われるような気がします。
それに加えて肌がカサカサだったり荒れていたりすると、疲れや年齢というものをよけいに感じさせてしまう可能性があります。
肌のケアは見た目だけでなく自分の身体をケアしてあげることでもありますし、また、きれいな姿勢でいることも、外見がよく見えるようにするとともに、身体の健康につながることでもあります。
また、猫背だったり腰が曲がっていたり、いわゆる姿勢が悪い状態も老けて見えたり疲れて見えたりしてしまうのではないでしょうか。
少なくとも年相応には見られたい、さらに若く見られたいという場合は、肌のお手入れをしっかりするとともにいい姿勢を心がけることで、身体の健康を保ちつつ、白髪があることによるマイナス要因をカバーできる可能性があります。
外側からのケアだけでなく、食事や睡眠も大事だよね。
私も姿勢が悪いので気をつけることと、バランスの取れた食事や睡眠時間の確保、そして丁寧なスキンケアを頑張っていきたいところ。
ルーズに見える対策:服装のコントロールでカバーする
頭に白髪が目立ってきていて染めてない状態だと、もしかしたらルーズな感じに見えてしまうかもしれません。
「美容院に行くのをさぼっている」「自分の外見とかどうでもいい人なのかな」など、人の意見や感想なんてどうでもいいことではありますが、それに対して「違う、そうじゃないんだ!」という意識がある人は、服装をちゃんとコントロールすることで、ルーズだから白髪があるのではなく「あえて」白髪がある=グレイヘアにしている、ということを表現できるのではないでしょうか。
人にこう思われるから、というよりは、自分の意識の持ち方として行動すると気持ち的にもいいような気がします。
コーディネートや自分に似合う色を研究したり、ポイントを活かす服装を考えたりメリハリをつけたりなど、ファッションに気持ちが行き届いている感が出せれば、白髪の存在によるマイナス部分を服装によるプラスで補うことができそうです。
また、黒っぽい髪の時は似合わなかった色が白髪だと似合ったりすることがあると思うので、それまで来たことのない色やアイテムに挑戦するというのもいいかもしれません。グレイヘアであることで年齢相応のおしゃれを楽しむことができるかも。
いつもどんな服を着てるの?
いつも超カジュアルな服ばかり適当に着てるので、これからは前向きにいろいろ考えて楽しんでいきたいと思います。
合う髪型がわからない対策:白髪を「隠すor活かす」で考える
白髪を目立たせたくないのか、あえて目立たせるのかで髪型も変わってくるように思います。それぞれの場合について考えてみました。
白髪を隠したい場合
例えば長めの髪をまとめたとき、白髪があると白い線が真っすぐ入って固定されるので強調されてしまうように思います(実際、私も髪をまとめている時には、その白い筋を何とか目立たないようにしたいといつも思ってます)。
もし頭の全体を見たときに白髪が多い部分と少ない部分があれば、少ない部分を分け目にして黒い髪で白髪を覆うようにまとめるといいかも。
ちなみに私の場合、頭の右側のほうに白髪が多いので分け目を左側にして、右側の白髪を目立たないようにしています。
さらに、髪の長さをボブなどの短いタイプにすると、髪が動くことで目立ちにくくする効果があるような気がします。分け目を変えても目立つ場合は、髪をまとめなくてもいいくらいに思い切って短くするのも一つの方法かもしれません。
私も白髪が気になり始めてから一度、セミロングだった髪を肩より少し上くらいに切って、毛先付近にパーマをかけて髪の毛が常に動くような髪型にしました。セミロングの時は仕事中の時などにまとめていたので白髪が目立っていたのですが、短く切ってからはさほど気にならなくなりました。
また、最後の手段として帽子をかぶるという方法もあります。かぶってしまえば髪の毛は見えなくなりますから、白髪を気にすることなく外を歩けますし、前述の服装のコントロールとしても効果があるのではないかと思います。
私もニットキャップを愛用しています。特に冬なんかだと耳も暖かいし、とても活躍していますよ!
白髪を活かす場合
ほとんどが白髪になった状態であれば、例えば上の画像の女性のように白髪を活かしたヘアスタイルにすることが可能です。
でも現在の私のように、ほとんどが黒髪で一部しか白髪がない状態の場合は、ある程度増えるまでの間は白髪に「色」を加えることでカバーしていくのがいいかもしれません。
白髪を完全に染めるのではなく、白髪に色を入れてスタイルとして楽しむ方法。そのキーワードとして見つけたのが、「アッシュ」と「グレージュ」です。
画像検索を見ていただければわかると思いますが、白髪をわからないように染めるのではなく、色を入れてその存在を楽しむようなスタイルになっています。
白髪を活かしたヘアスタイルをしたい場合は、このアッシュ系の色をうまく使うことで解決できそうです。
そして、美容院で染めるのはお金もかかるし大変だなあと思っている人には、自宅で気軽にできそうな、少しずつ色がついていくトリートメントもありました。
私もこのトリートメントタイプのものはいくつか使ったことがあるのですが、一度に染まらないので根気がいる反面、周りの人に染めてることがわからないまま、いつの間にか目立たなくなっているというメリットがあります。
ちらほらしている白髪をがっつり染めることなく何とかしたい、と悩んでいる人は、一度「アッシュ」なスタイルを試してみるといいかもしれません。
これだと、染めるのをやめた時のプリン状態があまりないかも。
普段から少し色がついてる程度だったら、自然に移行できそうですね。ちなみに、私が購入して使ってみたのは以下の商品です。
まとめ:自分に合ったヘアスタイルを見つけよう
増え続ける白髪とどうやって付き合っていったらいいのか、染めないスタイルである「グレイヘア」について考えてきました。
一番いいのは、染めるにせよグレイヘアにせよ、自分のセンスや生活スタイル、価値観に合ったヘアスタイルを楽しみながら見つけていく、ということに尽きるように思います。
頭に白髪があることがストレスになる人は染めていいし、白髪とうまく付き合っていきたいと考えてる人はグレイヘアを楽しんでいけばいい。
どちらにしても、「自分のスタイル」としてどんな風にまとめていくのか、年々増えていく白髪に合わせて自分の健康や生活と相談しながら考えていく。それを楽しみながらできると一番いいのかもしれません。
私の最終目標は草笛光子さんみたいな白髪のかっこいい人なので、その目標に向かって自分に合ったグレイヘアのスタイルを見つけていきたいと思います。
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